AcroKidsについて

なぜ今プログラミング教育?

文部科学省は「2020年から小学校でのプログラミング教育を必修化する」と2016年に発表しました。今後大きく変化していく社会の環境や技術に柔軟に対応していくための力を身につける必要があるからです。 プログラミング教育とは、コンピュータを動かすプログラムのしくみを学ぶことですが、プログラマーになるためだけではなく、プログラミング的思考力を養うことを目的としています。今後どんどんIT化が進み、ITスキルやプログラミングが必要になる時代は近くまで来ており、プログラミングスキルは大きな武器になります。
ただ、それだけではなく、機械にはできないコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力と言った人間力、現代社会を生き抜いて行くために必要な力を養うことも重要なことです。


代表あいさつ

アクロキッズ(Acrokids)
代表 大野正樹

プログラミング教育の未来を考える

 
私は数年前あるセミナーで、「将来は今ある大部分の仕事が人工知能(AI)に取って代わられる可能性がある」という話を聞きました。確かに、スマートフォン、お掃除ロボット、ドローン、自動で走行できるロボットカーなど、AIは私たちの生活の中にどんどん入り込んでいます。今後、何百という仕事が消えてなくなり、今の小学生が大人になったときに就く職業は、現在にはない職業でその多くはコンピューターと深く関係しているというのです。  そんな社会変化に対応するため、日本の教育も大きく変わりつつあります。今日までは「ものごとには必ず正解がある」という正解主義に基づいて行われてきました。その典型的な例として、択一式の大学入試のセンター試験がありますが、この試験は2020年に廃止され、表現力や発想力、コミュニケーション能力など、今後必要とされる能力を問う試験に変わります。これからの社会で求められるのは、正解のないところに自分なりの答えを作りだしていく力です。
プログラミング教育は、そんな社会変化に相応しいものだと思います。同じ動作をするプログラムは何通りにも書ける、つまり答えは一つではありません。また、自分のアイデアを創造し表現できる強力な手段でもあります。
私が生まれ育ったこの地域のたくさんの子どもたちに、自分で作ったロボットを自分の思い通りに動かせたときの達成感や高揚感を、ぜひ味わってほしいと思います。


講師紹介

大野正樹

大野真央